「ゆる楽器ハッカソンwith toio & MESH」を初開催! チーム「ソロバンズ」が最優秀賞を獲得!
一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会(代表 澤田 智洋、本社 東京都中央区、以下 世界ゆるスポーツ協会)から発足した「世界ゆるミュージック協会」(https://yurumusic.com)は、老若男女、体の不自由な人から健常者まで、誰もがすぐに奏でることができる「ゆる楽器」を使い、みんなでどこでもすぐに合奏できる楽しい音楽の世界をプロデュース。2021年にはトミタ栞を中心としたバンド「ゆるミュージックほぼオールスターズ」(ゆるほぼ)が結成され、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジとして、万博応援ソングのリリースやゆる楽器ハッカソンを開催している。
※参考:ゆるミュージック協会とは(YouTube):https://www.youtube.com/watch?v=jIpjxv5p2vA
そんな世界ゆるミュージック協会はこれまで2021年東京にて、2022年大阪にて「ゆる楽器ハッカソン」が、2023年にはインドにて「ゆる楽器アイデアソン&ハッカソン」が開催され、たくさんのゆる楽器を開発してきました。優勝した楽器「ハーモニーフラッグ」は日々改良が加えられ現役ゆる楽器として活躍しています。その「ゆる楽器ハッカソン」が今回初めて、中学生、高校生を対象とした「ゆる楽器ハッカソンwith toio & MESH」として2023年8月19日(土)~20日(日)の二日間にかけて開催されました。本ハッカソンは株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントとRoute H(※)によるもので、またTEAM EXPO 2025/共創チャレンジの第4弾として、全国から中高生が集まり「ゆる楽器」を開発しました。2日間で様々なコンセプトのゆる楽器が誕生し、ハッカソンの最後にはそれぞれが作った楽器を身に着け、「満ちる愛・繋ぐ夢」を全員で合奏し、大変盛り上がりました。
(※)Route Hはベネッセの海外大進学塾です
当日のダイジェスト映像はこちらよりご覧いただけます。
「ゆる楽器ハッカソンwith toio & MESH」(YouTube):https://youtu.be/Zr3XuM913WM
【参加者とゆるミュージックほぼオールスターズ、サポーターで集合写真】
【ハッカソンの様子】
各賞を受賞したのは以下のとおり。
▼最優秀賞は「一人三役ソロバンズ」を開発したチーム「ソロバンズ」が獲得。
このゆる楽器は、足でテンポを作り、GarageBandの機能を使ってドラムが自動的ににプレイ。右手ではギターを演奏し、スライド式でドレミファソラシが演奏できる。音階は角度によって3段弾け、toioのボタンを押すと半音上げてシャープも弾けることができる。左手はベースを演奏。これもスライド式でベースのノートが弾ける。さらにはロックバンドらしく、ヘッドバンドで頭を振ったら音量が大きくなるという、簡単にひとりでバンド感ができてしまうというもの。
受賞したチームメンバーは「5人もいるので目標を見失いそうにもなったが、ゆる楽器をつくるという目標のためにみんなのテクニックなどをうまく活用して、いい楽器が作れたと思います」とコメントしました。
審査員の梶望さん(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)は選出理由を「アイデアとしてはオーソドックスだか誰にでも弾けて、練習すると上手くなれて、すぐに合奏できるというゆる楽器の要素をしっかり満たしている。また音階をきちんと制御するなどテクニックも優れていた」と述べました。
▼優秀賞は「貧乏Yusurio」を開発したチーム「貧乏ゆすり」が獲得。
このゆる楽器は、貧乏ゆすりをそれではない何かに昇華させ弱みを強みに変えるためにこの作品を開発されました。貧乏ゆすりに見えるように、足をその場に留めたまま角度を変えることで音階や楽器が変えられ、“貧乏ゆすりで一期一会の音楽を奏でる”というコンセプトです。受賞したチームメンバーは「いろんな方の協力でとれた賞。本当にありがとうございます。貧乏ゆすりのようなマイナスイメージのものを音楽に変えていけたらいいです。」とコメントしました。
審査員の永田雄一さん(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)は選出理由を「自分が苦手なことをポジティブに変換しているのが特に良く、その発想を社会課題の解決などにもいかしてほしい。使っていない両手をつかってほかの楽器を持つなど演奏の幅が広がりそう」と述べました。
▼Route H賞は「リズムカップ」を開発したチームbeatsが獲得。
このゆる楽器は、ハンドベルとcupsを組み合わせた楽器。それぞれのカップに取り付けられたMESHのセンサーで動きを検出することができ、二つのモードを使い分けることができます。ドレミ(ハンドベル)モードの時は振ることによってド〜シまでの音が出せ、cupsモードの時はリズムに合わせてコップを動かし、振ることによって音が鳴る仕組み。コップごとに鳴る音が異なるので、大勢でcupsをすることでより演奏感を増すことができる楽器です。
▼toio賞は「ボックスステップドラム」を開発したチームブルース・リーが獲得。
このゆる楽器は、靴にtoioを装着して足の動きを検出し、足で上下左右のタイルを踏んでリズムを刻みます。
また「貧乏Yusurio」を開発したチーム「貧乏ゆすり」もtoio賞を獲得しました。
MESH賞はチーム「ブルース・リー」とチーム「beats」が獲得しました。
世代を超えて広がっていく、世界ゆるミュージック協会の活動に今後もご注目ください。
●「ゆる楽器ハッカソンwith toio & MESH」
開催日程:2023年 8月19日(土)~20日(日) ※8月18日(金)は技術説明会を開催
開催場所: 洗足学園音楽大学
主催: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント EdgeTechプロジェクト本部MXチーム
協力: Route H、ソニーマーケティング株式会社 MESHプロジェクト、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント toio(トイオ)プロジェクト
参考:ゆる楽器ハッカソン2022 in大阪: https://www.youtube.com/watch?v=PmbcRab4TZ4
開催概要:全国から中高生を対象に参加者を募集。当日チームを結成して、ソニーのアイデアを形にできるIoTブロック「MESH ™(メッシュ)」、ロボットトイ「toio ™(トイオ)」を使用し、誰もがすぐに弾けて合奏できる「ゆる楽器」を開発しました。
●MESH ™(メッシュ)とは
MESH(メッシュ)は、センサーやプログラミングなどを用いた仕組みを、専門知識がなくても直感的につくれるツールです。
例えば、「人が来たらスマホに通知」「箱を開けたら今日のラッキーカラーを教えてくれる」というような生活に身近な仕組みを実現できます。
グループワークでも扱いやすく、つくる過程を通じて、これからの時代に必要な問題解決力や自己効力感を高め、協働性などを育む一助を担います。
全国各地の小学校プログラミング教育や、高等教育、社会人の研修など、幅広く活用されています。
公式HP: https://meshprj.com/jp/
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=sWfwUZf-Dio
●ロボットトイ「toio ™(トイオ)」とは
「toio」(発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)は、工作やプログラミングを通じて枠にとらわれない自由なあそびを楽しむことができるロボットトイです。
別売りの「toio」専用タイトルで様々な遊びが楽しめるほか、プログラミングをはじめたばかりの方から上級者まで幅広く楽しんでいただけるような様々な環境を用意しています。
「toio」なら、プログラミングの基本があそびながら身につき、ステップアップするうちに枠にとらわれないあそびを自由に作ることができます。
公式HP:https://toio.io/
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